■Diary ■


2011.March.20〜2011.March.26 -- 二行閑話 --        
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Sun 20 March.2011
 3月の連休。朝は自治会で六條神社の掃除でお出かけ。買い物に出かけた以外は、PCの前に佇む日曜日。地震・津波の被害や、原発の問題処理など、、、見ていた。限りなく、限りなく、つづく復旧作業。復興の道のりは、まだまだ遠い。

閑話休題。食品スーパーに買い物に行った際に注意深く商品の在庫を見てみたが、、、インスタント・ラーメンや冷凍食品、トイレットペーパー、乾電池などを買い占められて、無くなっているような状態ではなかった。

Mon 21 March.2011
 昨日の夕方から降りだした雨は、今朝になってやんでしまった。でも、その後も晴れたり曇ったり、にわか雨の、はっきりしない空模様だった。連休最後の日は、、、2軒の得意先に納品に出かけた。午後2時過ぎに帰り、お彼岸のお墓参り。

閑話休題。民放TVのCM。自動車会社のCMなどは一切無くなってしまった。変わりに、「AC」のものが多くなった。最後の「AC」と謳う部分、いつのまにか音声が無くなった。ちょっと耳障りでもあった。そして、同じものを何度も繰り返し流されると、ちょっと気分が重くなってしまうようなものもある。例えば、、、「子宮頸がん」のもの。あれは、啓発活動のCMなんだろうが、どうもいけない。ちょいと拒否反応を起こしてしまう。

 画像は梅よりちょっと遅く咲き、桜よりちょっと早く咲く、あんずの花。


Tue 22 March.2011
 そもそも、、、自然災害の想定内っていったい何?災害のたびに、想定外の…と云われる。『万一、この数値のレベルで生活をつづけても、健康に影響を残す数値ではない、しかし「念のため」に、この区域に立ち入らない方がいいだろう』  これを信じなさいと云われても、、、放射能汚染は広がっていますと云われた方が、まだ納得できるような気がする。これについて、ニュー番組は、いったい何を伝えたいのだろう?

閑話休題。「頑張れ! 東北!! 頑張れ! にっぽん!!」のポップを作りました。画像を貼り付けだだけの、いつもの安直ポップですが、、、いてもたってもいられず、衝動的に作った。

Wed 23 March.2011
 また寒くなってしまった。桜並木を眺めていても、まだ蕾は固そうだ。気温は10℃あまり、風が強かったから体感温度はもっと低い。営業回りをしていると、、、どこの人も『やっぱり!今年はちょっとヘンだよね?』と、同じようなことを云われる。被災地の様子をTVで見ていると、今日は雪が降っていたようだ。

閑話休題。開催が心配されていた「春の高校野球大会」が甲子園で始まった。まっすぐ前を見据えて、ぶれることなく、はっきりとした口調の宣誓、被災された方々を気遣いながら元気を与えようという思いが伝わり、感動した。
宣誓。
 私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
 被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。
 私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
 「がんばろう!日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。
 平成23年3月23日
   創志学園高等学校野球部主将 野山慎介

Thu 24 March.2011
 とにかく寒い。今日も最高気温が10.4℃。2月下旬の陽気らしい。こんな寒さのなか、小学校の卒業式があった。大きな災害があった今年の卒業式、どんなドラマチックな卒業式だったろうか? 卒様式を中止した高校もあったらしい。弥生:3月は別れの時。梅や桃、あんず、沈丁花、、、香り立つ花がこの時季は多いようにおもう。別れ…残り香…、、、別れには匂いがお似合いなのかもしれない。すぐに、出会いの卯月:4月がやってくる。

閑話休題。福島県の原乳や野菜だけではなく、都内の水道水も放射能汚染。この放射能の拡散問題、、、科学者や政府のメッセ−ジは、『ただちに健康に影響はない。でも念のため飲んだり食べたりしないでほしい』の一点張り。水道水に問題があった都は、やはり同じメッセージを繰り返した。この姿勢と矛盾するように、ペットボトルの水を配布もしている。摂取制限をするのなら、被災地にも同じように代わりの水や食料を届ける体制を整えなければならない。普通に暮らしている僕たちが、総量でどれくらいの放射線を浴びているのか?長期的にさらさなければ問題ない…と云う場合の「長期」とはどれくらいなのか?「念のため」とは、どれくらいの注意・用心が必要なのか?政府は明確に語ってもらいたい。マスコミも、薄っぺらなお涙頂戴的な同情的映像や、恐怖映像ばかりを追っかけないで、、、このところをしっかりと追いかけてもらいたい。

Fri 25 March.2011
 今日から毎月のお泊り出張のため早朝から出発。日の出の時間も早くなった。しかし、今朝はすごく寒かった。それに、霜が降りていて全面真っ白、営業車のフロントガラスも真っ白となっており、これを綺麗にするのに時間をかけて出かける。第一営業地はもともと風の強いのが当たり前のところだけど、とにかく寒い。当地は、駿河湾周辺の東南海地震の確立が高い地区だけに、東北大震災の話題に偏ってしまう。この地方にも、海岸線には原発もある。

閑話休題。統一地方選挙の年でもある。さて、、、立候補者の第一声は、ハコ物建設やイベン誘致の宣伝ではなく、災害に強い街作りに徹してしまうだろう。小さな町内会の側溝を作ってもう地元利益誘導型ではなくて、市民の安全と安心を要求するようになってしまうのも、あの地震がきっけになるのは当然の帰結かもしれない…。

Sat 26 March.2011
 東に向かえば向かうほど、地震の関心は多くなっていく。それもそのはず、、、富士川より東の、日本一の山:富士山が綺麗に見える地区は、東京電力の供給エリア。それに、富士宮市が震源地となった地震があったばかりだ。道路の所々に『東京電力管内、計画停電の予定、通行注意』の看板がたっているし、屋根の瓦の落下注意の看板も…。ガソリンの節約意識も高いからか?通行する車の量も少ない。どこの店も、なんとなく薄暗い。この地方では、春:4月の祭りや、毎年大型連休中に開催される祭りも、8月にある花火大会も中止としてしまったらしい。何もかも、自粛ムードが漂っている。経済的マイナスは相当なものになるだろう。





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